『習慣を変えれば人生が変わる』を読んで実践すること

本屋に行くと習慣化に関する本が多く積まれているような気がする。時代はまさに”習慣化”ブーム。

人生を変えて〜という思いはあれど、度重なる失敗により、気合と根性だけじゃどうにもならないことを悟ったためこちらの本に手を出した。
習慣化、それはよく歯磨きを例に説明される。「めんどくさいことでも習慣化してれば成し遂げれちゃうでしょ?」と。

マッジでその通りだわ!!と、根が素直な私は習慣化で人生をより良くしようと決意。

この本は、悪い習慣はいい習慣で置き換えようという主張を元に、取り入れるべきいい習慣を100個ピックアップしてまとめてくれている本なのだ。

いい習慣をテーマごとに6つに分け、ああしよう、こうしよう、と偉人たちの名言を引き合いに出しながら提案してくれている。

正直、被っている内容もある。なので個人的にこの本をまとめ直すと以下の3つに要約できると思っている。

1、言い訳をやめて今すぐ行動しよう!
2、ポジティブ思考を持とう!
3、自分を心身ともに大切にしよう!

うん、シンプル。
この三大原則を守れば人生が変わる、というのだ。この考えを人生に取り入れるために具体的な方法を100個示し、行動を取り入れることで無理なくいい人生を歩む人間の思考回路をインストールする、といった感じ。マインドを変えると人生が変わる、と書かれていた。人間はよくも悪くも自分の考えた通りになる、と。

この本の中にあった「人生をどのように経験するかはセルフイメージに大きく影響される」という言葉が自分には何よりも刺さった。
自分には何もできない、と考えている人は行動しないからその通り何もできなくなるし、私は幸運だ!、と考える人は自分に起こる”良いこと”ばかりが見えるようになるので結果幸運になる(だと感じる)、というのだ。
同じような境遇の人がこの世に2人存在するとして、同じことが同時に身に起こったとき、起こったことは同じでもその人の捉え方によって事実は変わる、と思っている。

例えば道を歩いていて、角から突然自転車が出てきて猛スピードで横切っていったとする。
自分に対してネガティブなイメージをもつ人は、危うく命を落とすところだった、やっぱり自分の人生は酷いもんだ、外に出てもろくなことなんてない、と引きこもりがちになってしまう。
逆にポジティブなイメージを持つ人は、危なかったが轢かれず助かった、やはり自分は運が良い、と妙な自信が湧き起こり、さらにもっと外に出かけたり、少しぐらい危険なことでも「あの時も大丈夫だったし」と挑戦したりする。
極端な例だが、これは実際にあると思う。

人生は主観でしかないので、自分が感じたことが自分にとっての現実になる。事実になる。
色盲の人にとっては太陽は白、りんごは灰色、海は黒が現実であり、事実だ。
井の中の蛙にとって世界は暗くて狭いのが現実で、それより外に世界があるなんて考えない、考えないので外の世界なんて存在しない。これが蛙にとっての現実で、事実だ。うそ、ちょっとこの例えは違うかも。

何にせよ、自分を取り巻く世界は自分次第でハッピーにも、暗黒にもなる。同じ現象が起こっても取り込む自分次第で、どういう解釈になるかが決まり、それが事実になるのだ。

世間が猛暑日です、といっても自分が熱くなければ自分にとっては猛暑ではない!!!!そうだ、そういうことだ。

人生の解釈次第で発生する現象は同じでも幸福度が変わるなら、ポジティブ、最強では??

そんなわけで私はポジティブ思考になりたい。楽観主義でありたい。
人間の感じる「幸福」という感情は結局ホルモンなのだ、物質なのだ。抽象的な概念ではなく、物質なら自分も対処できる。”幸せホルモン”と称される物質を増やす方法は明確なため、幸せホルモンを増加させる行動を取れば確実に幸せになれるということなのだ。不安や心配事に心を悩ませず、ストレスホルモンと呼ばれるコレチゾールの増加を抑える、ワクワクすることを考え、人生に期待し、自己成長をする、幸せになるためポジティブ思考である、という考えはとても理にかなっているのだ。

話を本題に戻す。
この本を読んで、実際に習慣として取り入れたい、と思った具体的な行動は以下の通り。

・もっと微笑む
・自然の中で散歩する(週3回の運動)
・言い訳をやめて行動する(心配事があればそれについての心配を列挙する)
・毎日朝と夜にワクワクタイムを30分設ける
・自分に惜しみなく投資する
・セルフイメージを高める

本当はもっとあるがまずはこれだけ。
散歩については鈴木裕著の『最高の体調』にも、脳科学的にも運動は大事、特に自然と触れ合うことが心の炎症を取り除きストレスが大幅に減るとあったのでやる。まあこれは今の生活の延長だな。晴れてる日は緑あふれる大きな公園で歩き回っているからよし。毎日の散歩も通勤があるのでよしとしよう。

言い訳をやめて行動する、の中に恐怖が行動を制限しているとあった。恐怖は行動すれば越える、とも。これはスペンサー・ジョンソン著の『チーズはどこへ消えた?』にも書かれていたが、動けば良いのだ。心配事は9割が起こらないのだ。実際に今悩んでいることだったり、不安に思っていることについて「何が不安なのか?」というのを書き出してみればわかる。変えられない過去についてであったり、現実的ではないことであったり、考えても無駄なことばかりだ。対処のしようがないものは受け入れるしかない。「現在形」で「自分の力で変えられるもの」以外については無用の心配なのだ。行動しない言い訳のために心が生み出しているものだ。浮かんでは消える漠然とした不安には言葉にして書き出す、という対処が効果的。見える化してみればどんなしょうもないことで悩んでいたかわかるだろう。

セルフイメージを高めることについては、もっと挑戦的になりたいので取り入れようと思った。
初めての就活のとき、自分への自信がなさすぎて本当に挑戦したいIT系や会社に応募しなかった。理系か賢い大学出身の子しか採用してくれないから自分は応募するだけ無駄だ、と諦めてしまった。また、志望校も妥協しまくった。本当はもっと受けたい大学があったのに、自分には無理だと頑張りさえしなかった。この考えを捨てなければいつまで経っても諦めることを選んでしまう人生になる。
セルフイメージを高めるために、自分が成長できるもの、心を満足させるものには積極的に投資をする、自分には価値があるのだ、ということを自分に教えてあげる。そして起床後と就寝前のワクワクタイム。自分の1日を振り返ったり、今後のワクワクする未来に向けて計画を練ったり、目標を掲げる。私にはそれができる、と刷り込む。ワクワクするような質問を自分に投げかけ、嫌なことではなく手に入れたいものに常に意識を向ける。毎日目標をイメージすることで初心を忘れず、目的を達成する。


今自分には転機がきている。というか転機を作っている最中だ。
エンジニアとしてもっとステップアップするためにあと1、2年のうちに転職しようと考えている。
この先の人生を変えるためにいい習慣を取り入れる。自分にとって最高に幸せな人生を手にいれる。

1、2年後の自分のために記録を残す。いい人生、歩んでるか?

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