R18オトナ♡プラネタリウム鑑賞

ついに行ってきた。前回やってたときから気になっていた、ギリシャ神話のハレンチな伝説をテーマにしたプラネタリウム。内容がギリシャ神話ということでまず1ワクワク。十数年ぶりのプラネタリウムに2ワクワク。そしてえっちそう、というので特大の3ワクワク。

そうである、私は文化的エロをこよなく愛すヲタクなのである。文学に色気を、神話にエロスを感じるのである。

まずプラネタリウムの事前準備としてサイトを見てチケットの購入。会員登録はめんどくさかったのでスキップした。コニカミノルタプラネタリウム名物、芝シート、雲シートを確保するために会員登録も迷ったが(会員登録をすると会員じゃない人より2日早くからチケット購入できる)今回はスキップ。初劇場は普通のシートで味わいたい。

4日前でも十分に席は空いていた(3組限定芝シート、5組限定雲シートはどうだったかみていない)

プラネタリウムは前方よりも後方の方が見やすかったような、、、最後に見た霞のような記憶を手繰り寄せ後方寄りの中央の席を2つ選択。

1席1600円だった。プラネタリウムってこんな値段するんだっけ、、、地方の激しょぼプラネタリウム800円しか見たことなかったため少し驚きつつも、決済完了。サイトに表示されたQRコードを2枚、スクショし、当日までワクワクして待った。

当日は18時ごろに池袋に到着。恋人とご飯を食べてから観よう、とディナーのお店探し。行きたかった店はどこも混雑しており、妥協案だったびっくりドンキーでさえも待ち時間45分と出ていた時は東京ふざけるなよ…と地方民の魂に還ってしまった。

結局妥協の妥協で入ったサンシャインシティのハワイアンハンバーガーのお店で晩御飯。クア•アイナの付け合わせのポテトがめちゃめちゃ美味しかった。妥協してよかった、5分待ちでこれなら大満足である。

お腹を満たしたところで開場まで20分程度あったのでガチャガチャのデパートに寄った。恋人はガンプラ探しをするといってそそくさとどこかへ消えていった。

サンリオとたまごっちのガチャガチャを3回ずつ回した。もうこの時点でプラネタリウム代よりガチャガチャ代の方が高い。

あとはてんしっちだけ手に入ればコンプリートなのに…悔しい気持ちを抑えきれずもう一度回すかどうか迷ってるとガンプラ探しを終えた恋人がたまごっちのガチャガチャを回してくれた。

キ、キた、てんしっち!!!

恋人の強運のおかげで一発ゲット。

ルンルン気分でプラネタリウム会場へ向かう。

チケットをかざして入場するとなんともフワ〜ォ♡なネオンがお出迎え。

ラブホと勘違いされてしまう…と思いつつ、一枚パシャリ。

プラネタリウム前のロビーもすでに薄暗く、照明の感じもえっちさムンムンといった感じでワクワクしてくる。いいねぇ、雰囲気あるねぇ。

周りに掛かっているキャプションを読みつつ、入場前にお手洗いで尿意を完全消滅させておく。上映時間40分と言えど再入場できないので念には念を。

トイレのハンドソープも宇宙に漂う香りの成分と言うことでギ酸エチルを含むラズベリーの香りだった。いいねぇ、こだわってるねぇ。

ワクワクMAXでプラネタリウムルームに入場。

後方中央シートを選択したため、若干映写機が空に被っている。失敗した。悔しさで己の膝を軽く叩く。次行く時はもう少し後ろの左右どちらかに寄った席にしよう。

シートの倒し方がわからずモゾモゾしていると周りもモゾモゾしだし、一人がシート倒しに成功したことで皆次々とシートを倒していく。

しばらくすると今やっている沖縄フェスタの知らせ等のCMが流れる。プラネタリウムにも広告という概念があったことにびっくり。そうか、お前も映画館の家系だもんな、そらCMも流れるか。

5分程度のCMのちについに、ハレンチナイトが始まる。

先に結論を言ってしまうと「なんか思ってたんと違った、、、」というのが正直な感想である。

YOUとバイキング小峠の深夜ラジオに古代ギリシャ研究家がゲストで来た、ぐらいの感じでプラネタリウムではなかった。映像のある深夜ラジオだ。イチナナでやっても十分な内容だった。

雑学的な面白さはあれど、プラネタリウムをイカせてない。なんかもっと…こう、ねっとり…静かなプラネタリウムで湿度高めな星座の瞬きを感じられるかと思ったら全然ただの下ネタラジオだった。

星空だせよ!!!!(泣)

プラネタリウムなのに全然星空が映らず、イラストメインで古代ギリシャ流おセッセを紹介されて悲しかった。もっと視聴者の妄想力を信じてほしい。満点の星空と(あっても)控えめな補佐的イラストだけでハレンチナイトして欲しかった。星空が脇役のプラネタリウムなんてあってたまるか。

視聴後、恋人もなんて言って良いのか分からなかったのか「すごかったね…」とどうとでもとれる言葉しか発しなかった。

普通のプラネタリウムに行こう…、そう決意した夜であった。

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