仮病(?)

昨日の夜から涙が止まらなくなり、目はパンパン、心臓が重くて喉が詰まるような感じが取れず、咳が出るということにして在宅で作業をすることにした。

いつも通勤時間に充ててる時間に近くの大きな森林公園に行って散歩。森の中を散歩してる時だけは独り言も貧乏ゆすりも出ず、本当に気持ちが良かった。絶対に午後は有給を使おうと決心し、家に戻る。

新規仕様追加のため久々にコードを触ったが楽しい、まぁまぁ順調に作業が進んだ。

昼休みが近づくにつれて、この楽しさに身を任せちゃえば半休使わずに済むのでは?という考えがよぎる。

朝とは打って変わって順調なまま昼休みになり、ご飯を食べ、横になっているとズン、とまた心臓が重くなる。

無理だ。頑張れない。

午後からも仕事をするのかと思うと途端に具合が悪くなり、コードが読めなくなってきたので即有給申請を出して退勤。

声をあげて泣いてしまった。

仕事ができなかった自分を責める気持ちなんて一ミリもないし、辛いとか悲しいとかそういう感情もなかった。大声で泣いてる自分に対して「私は今何で泣いているんだろう?」と思ったぐらい。

なぜか涙が止まらない、心臓が重い。苦しい。

恋人に休んだと伝えると心配のLINEと電話がきた。

どうしたの?体調悪いの?と聞かれたが本当のことが言えず、腹痛と喉が痛くて…と嘘をついた。

心が苦しいから休んだと伝えれば心優しい彼のことだから多分すごく心配してくれる、けど気を遣わせたくなかった。それに面倒な女だと嫌われたくない。私が夜中に泣いたり鬱のような症状が出ていることに薄々勘づいているだろうが私が隠したがってるからか言わずにそばにいてくれる。これ以上迷惑をかけて離れていってほしくない。

好きな人たちにこんな姿を見せたくない、心配をかけたくない、迷惑をかけたくない、嫌われたくない、離れていってほしくない。ぐるぐるとそれらが頭を巡り、涙で不安を溶かす。

連日の涙で浮腫みまくった酷い顔を水で軽く流して、外に出よう。

せっかくの午後休だ、思う存分休もう。

明日は仕事できますように。 

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